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映画「マルサの女」とコップの水の話

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映画「マルサの女」の一場面

かなり前の映画ですが、「マルサの女」という有名な映画があります。

マルサと呼ばれる国税局査察部の査察官が脱税容疑の経営者を追い詰めていく話です。
その中の1シーンで、国税査察官が脱税疑惑で強制捜査されている経営者に「どうやったら金持ちになれるのか?」と尋ねる場面があります。

 

このシーンにお金持ちになる極意が凝縮されていると思います。


その経営者はこう答えます。
「洞窟の中にあんた一人いるとする。のどはカラカラに渇いている。そして洞窟の天井から一滴ずつ水が落ちて来る。それをあんたはコップで受ける。普通の人はのどがカラカラだから半分ぐらい溜まれば飲んでしまう」

まあ、普通の人はそうでしょうね。

 

経営者の話は続きます。

「それじゃあダメだ。コップ一杯になってもまだ飲まない。我慢する。 そしていよいよコップの上限まで水が溜まる。 でもまだ飲んではダメ。そうしていると水があふれてくる。そのあふれた水をなめてのどを調す。そうするとコップの中の水は減らない」

と答える場面です。

 

自分へのご褒美とかで、普通の人は半分くらいたまったところで水を飲み干し、次にまた半分くらいたまって水を飲み干すのを繰り返すのが普通の人だと思います。

 

でも、実は映画には描かれていないもう一つの意味が隠されていると思います。

コップ一杯になってもまだ飲まずに我慢し、コップの上限まで水が溜まるのは同じですが、現実には水があふれてくる以外にも、時間が経つにつれてコップの周りには水滴がびっしりと自然についてきます。

コップの周りの水滴=資産運用益(配当)のことです。

 

資産が数千万とか億単位になると、毎年の運用益(配当)も数百万円を得られるようになります。

コップの水の話は世の中の仕組み、資産運用の仕組みを上手く例えた話だなと思います。

不公平な話ですが、世の中の理不尽な現実なんですね。