自分の生活スタイルは父親の影響だと思う

自分の父は８０近い年齢です。ありがたいことにまだまだ元気で、健康のため毎日散歩し、郊外なので車で買い物に行ったりしています。

掃除や洗濯などの家事も毎日しています。

自分の今の節約思考や共働きに対する考え方、行動はいつの間にか父親からの影響を強く受けているのかなと思います。

でも自分が中学生～大学生くらいまでは反抗期のためか、あまり父親の行動を良く思っていませんでした。

どんなことろかというと
・いつも皿洗いや掃除など、こまごました家事ばかりやっている
・よく作る料理がいつもいまひとつの出来ばえ
・せいぜい近所の川に行って釣りをするくらいで、ほぼ無趣味
・絶対にお金を無駄遣いしない
・まじめな性格で、絶対にハメを外さない
・このような性格なので、子供から見ると面白みに欠ける人間にしか見えない

子供の視点ってこんなもんなんですね。子供の判断基準は真面目さより、いかに目立つか面白いか、が重要だったのですね。

我ながらお馬鹿な息子でした。昔の自分を引っ叩いてやりたいです。

自分が４０代になり、また自分が親となり、あらためて当時の父親を思い返すと、何と家族思い、家庭優先の父親なのかと思います。

自分の母が自営業をやっているため、このような行動をしていたんですね。

 

・母親が自営業のため忙しく家事が出来ないため、いつも皿洗いや掃除をしていた父親

・母親が料理する時間がないため、子供のために決して得意でない料理を毎日していた父親

・（当時）日曜日しか休みがないため、好きな釣りを朝早く起きて近所の川に行って釣りをして、午後には帰って家の家事をしていた父親

・家のローンを早く返すため、決して無駄遣いをしなかった父親

・真面目だけど、決して子供(自分)に対して怒らなかった父親

 

子供の目線で見るとつまらないように見えた父親も、今の４０代子持ちの自分からあらためて見ると、理想の父親像ですね。

その父親の姿を見ていたためか、子供からどう見られるかは気にせずに自分も家事を懸命にこなしています。

無駄遣いもしません。

もう少し子供が成長したら「つまらねーだっせー親父wwww」とか思うんでしょうね。

 

べつに構わないよ。「あなたも大人になるとわかるから」、と我慢するよ。

 

この記事を書いている最中、昔の父親の姿を思い出し涙が出てきました。

車で行けばそう遠くない実家なので、ちょっと会いに行きます。

 

この記事の内容を言うか迷うけど、父親が１０年後も生きている保証はないから、生きているうちに感謝の言葉を伝えようかな・・・。