米国高配当株で早期リタイアへ

ノウハウを大公開 米国株への投資でアーリーリタイアを目指しています

出世なんかあきらめている

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自分は40代のサラリーマンです。

 

この年齢になると、会社での出世の見通しがだいたいわかります。


これからどんなに頑張っても、「課長」になるかならないかで定年を迎えます。


どんなに頑張っても課長で終わるし、これから先、頑張らなくてもよほどのヘマをしない限りは今のポジションと給料は維持できそうです。


会社という組織に属して給料をもらう以上、自分なりに良く考えて生き方を決めたいと思っています。


課長になるメリットとデメリットを整理すると
メリット
・給料が上がる(年収にして1 OO~200万円)
・相対的に会社での地位が上がる
・仕事の裁量が増え、仕事が面白くなる(かも)

 

デメリット
・残業代が付かない
・忙しくなり、定時には帰れなくなる
・課長という中間管理職の苦労を定年まで背負うことになる

 

今のままで出世をしない場合
メリット
・だいたい定時には帰れる
・それほど責任を負うことはない
・仕事の内容、負担に対して給料は悪くない

 

デメリット
・年下が上司になる(自分はあまり気にしないかな)

 

とはいっても、課長になれるかどうかは上司次第なので、自分では決められないです。もし自分にそんな話があったら、「いまのポジションで活躍したい」と言って断ろうと思っています


先輩の話とか周りの話を聞いても、課長への出世話を断って「不利益な扱いを受けた」とか「不当ないやがらせを受けた」なんて聞いたことないし。


そもそも自分には魅力とは思わないけど、ある程度の人数は課長以上への出世欲があるみたいで、自分の代わりの候補はいくらでもいます。


そこであらためて自分なりの方針を立てます。
まず収入に関してですが、課長になれば年間100万~200万円年収が増えます。


しかしこれは税込みなので、実際の手取りはその7割以下となります。そうすると実際には70万~140万しか増えません。


ふるさと納税やideco等で納税額を取り戻して手取りを増やそうとしても、せいぜい10万円くらいでしょうか。


これで仕事の負担が今のままならばいいのですが、間違いなく仕事量は増えますし、精神的な負担も増えるはずです。

責任者として常に責任も負わなければならないで、割りに合わないと思います。


また、自分の今の収入に関しては給料の他にも配当金収入もあり、更に仕事をしている妻の給料もあります。


次に家事の問題もあります。共働きのため、自分も毎日家事をしなければなりません。

 

1、2時間の残業なら何とかなりますが、夜遅くまでの残業となると家事にも影響が出ますし、子供との会話の時間も無くなります。


これらのことを考えると、今のポジションがちょうど良いバランスだと思っています。


最近は開き直っている


昔上司がぼやいていたのですが、サラリーマンで扱いづらいのは「出世をあきらめた社員だ」そうです。

 

組織的なリストラや犯罪行為がない限り、いまの会社は簡単にはクビにできません。


自分もこの会社に勤めて長いので、ここから先はクビになるという限度がわかります。

なので、ここ数年は開き直って気ままに仕事をしています。


やることはやるけど最低限で、あまり自分をアピールしないてさっさと帰り、有休を積極的に使うようにしています。


これが結構快適です。

 

人間関係も気にせず、飲み会にも参加しない。上司の目を気にせず距離を置くようにしたせいか、上司からの変な期待(?)も次第に無くなり、おかげでストレスフリーになりました。


また、早く帰るので自分の時間が多くなります。家事はもちろん、子供との時間も増えました。


昔は子供が寝た後に家事をしていましたが、今は子供が寝た後はゆっくり自分の時間が取れるようになりました。


自分にはこの生き方が合っているみたいですね。