米国高配当株で早期リタイアへ

ノウハウを大公開 米国株への投資でアーリーリタイアを目指しています

病気休職を体験してみて

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休職中の全期間がそうだったのですが、休職当初はとても精神的にリラックスできました。


普段、常に何かに追われているように精神的に追い詰められているのが当たり前でした。

また、仕事関係での不安感や恐怖感がいつも頭の中にあり、社会人としてはそれが普通のことだと思っていました。


ですが、休職したとたんにそれらの感情・感覚が一切無くなり、本来の自分が戻ってきたように感じました。
仕事に行かないというのはどんなに開放的で、どんなに幸福なのかというのを実感できました。


長いサラリーマン生活のせいで、いつの間にか心が毒され、心の基準点が分からなくなっていたのですね。


次にまとまった自分の時間が持てたことです。
子供は塾の夏期講習があったので、その間の朝9時から午後3時くらいまでゆっくりと一人の時間を持つことが出来ました。


本屋で立ち読みしたり、図書館で本をゆっくり読み、普段はできない平日のすいている時間帯にゆっくりと買い物をしたりと、ずっとしたかったことが出来るようになりました。
しかもそれが毎日続くのです。もう天国みたいですね。


また、電車で小旅行にも行きました。夕方には帰らなければならなかったため遠くには行けませんでしたが、片道2時間までを上限として時刻表を調べ、あちこち小旅行しました。


雨が降った日には外出せず、自宅でアマゾンプライムビデオ等で映画やドラマを見続け、毎日充実していました。

もともとアーリーリタイヤに興味があったのですが、その事前体験みたいなものです。


正直むちゃくちゃ楽しい日々でした。


休職となった原因は適応障害のため、職場(と仕事)から離れることが一番の治療法と言われました。医者からも会社からも「ゆっくり休むこと」を指示されていますので、罪悪感も無くのびのびと休み、楽しむことができました。

 

今考えると、この時の経験と幸福感により、リタイヤすることに対して「実現したい夢」になってきたのです。

 

復帰への道のり

 

復帰といっても特に手続きが店要というわけではなく、復職予定日に出勤するだけでいいのです。

ただし、復職に際して上司からは「配慮できることはするから言ってほしい」と言われました。
もともと適応障害で休職しましたので、本来ならば職場の異動が一番良いのですが、
今までの仕事とは全くジャンルが異なるのも避けたいので、勤務軽減をお願いしつつ職場に慣れていくことにしました。


さすがに長期間休んでいたので、復帰して元通り仕事ができるか漠然とした不安はありましたが、そこは時間が解決してくれました。


今は勤務軽減の配慮をしてもらいながら、仕事に行っている状態です。
長期間休んだことにより失ったものがあるかもしれませんが、あの時休んで正解だったと思っています。
もしこの記事を読んだ方の中で、同じような症状の方がいましたらまずは医者に相談してみてください。

意外と状況が好転するかもしれません。