家事は男の仕事である
家の家事のうち、半分以上は自分がやっています。
我が家は共働きで昼間働いているため、家事をするのは平日夜か休日の昼間に限られてしまいます。
このため自分は仕事を定時までに終わらせ、退社時間になったらさっさと会社を出ます。
残業する人もいますが、総合的に考えると残業代を稼ぐよりも定時で帰る方が自分にはメリットが多いと考えています。
それを箇条書きにすると
・所得税や住民税、社会保険料は収入が増えた分だけ税率や保険料が上昇するため、残業代の実際の手取りはそれほど多くはない
・子供の習い事のお迎えがあるため、定時に帰るとお迎え時間にちょうど良い
・奥さんもフルタイム勤務のため、自分が定時に帰ることによって家事ができる
・家事をしながら、子供とたわいのない会話をしたり、一緒に遊んだりして子供と一緒にすごせる
ということです。
大切なのは奥さんがフルタイムで働けること
自分が一番重視しているのが、奥さんがフルタイムで働き続けてもらうことです。
特に子供が小学生くらいまでは、掃除や洗濯、食器洗い等の家事に加えて、翌日の学校の準備や習い事の準備等で平日の夜はとても忙しいです。
そこで自分が全力で家事をやることにより、奥さんは子供の世話や学校の準備に専念できます。
そもそもフルタイム労働者にとって、帰宅して一人ではとうてい無理な家事の量なのです。
それでも睡眠時間を削ったりして、無理をすれば短期間は何とかなりますが、長期間となると体力の限界もあります。そのうち倒れてしまいます。
そこで奥さんが子育てに専念するために長年勤めた会社を退職するとなると、収入は半減してしまいます。
仕事を辞める道もあるが
もしも仕事と家事の両立に限界を感じ、奥さん(または自分)が退職の道を選んだとします。
数年後、子供が中学生になって少し手がかからなくなったところで仕事に戻ろうとしても、元の会社には同じ勤務条件、同じ給料ではまず戻れません。
戻れたとしても契約社員やパート社員となり、給料は大幅に下がります。
まったく別の会社に勤めるとするならば、もっと条件は下がってしまいます。
あと数年の辛抱
あと数年、子供が中学生になれば家事や育児の負担がかなり少なくなると思います。
子供も自分の身の回りのことは自分でできるし、反抗期とか思春期とかで親の関与そのものも嫌がるようになると思います。
だからあと数年を夫婦協力して乗り切ればいいのかなと思っています。
ここまで頑張るのは、夫婦フルタイムで共働きというのは経済的には最強だからです。
共働きはよく「2馬力」とも言われます。
・片方が病気で働けなくなっても、もう片方だけで人並みの年収は得られる
・所得税や住民税は世帯合計での課税ではなく、それぞれに課税されるため税額が低く計算される(手取りが多い)
・給料やボーナスが2倍
・何かあっても自分か妻か、どちらかは仕事をやめても生活に支障がないという安心感がある
・今まで夫婦で働いて積み上げた資産を運用し、毎月それなりの配当金が得られている
ということになります。
誰が頑張るべきなのか?
もちろんこの先将来に渡って奥さん(または自分)がフルタイムで会社に勤められる保障はありません。
ですが、あと数年で子供が中学生になり、少しは育児の負担は減ると思います。
そこまでは自分は頑張って仕事よりも家事を優先して働こうと思います。
育児や家事を頑張るべきなのは、女性(妻)ではなく男性(夫)なのです。
この先も夫婦でよく話し合い、二人で協力して大変な時期を乗り越えていこうと思います。